WS的アイマス考察

WS(主にアイマスと自分の好きなタイトル)の今日のカードまとめ、ポケモンカード、参戦ライブのレポなどの雑記帳

ナゴド初日備忘録2

 さて、あまりの文量のせいで初日の時点で分割となってしまいましたライブレポ。ここからは最終ブロックになります。

注意 ここからは担当と推しの過剰供給により、意味わからん記憶に基づいた意味わからん怪文書になると思います。それでもいいという方のみお進みください。




ガールズ・イン・ザ・フロンティア
 メラド2日目にオリメン4/5がいるにも関わらず総入れ替えの5人で披露され、今後は歌うアイドルそれぞれの開拓地観、挑戦観を示す曲になることを示唆していました。そのため、ナゴドでも2公演のうちどちらかでやると予想していた方は多かったかと。そして、今年のJUNGO氏は何か違うと感じていたので、またトリに持ってくるなんて安直なマネはしないと思っていたため、trust meをブロック〆に持ってきて、この曲をその前に置くと踏んで警戒していました。
 が、結果は最終ブロックの頭。度肝を抜かれました。
 そして始まる曲。メラドと違ってだいぶ後方の席だったため、最初誰がいるかわかりませんでした。しかし今回は、パート毎のカメラ抜きが強調されており、そこで順番にわかっていくというあまりにもロマンと厨二に溢れる演出でした。曲調で合うこと間違いなしだった輝子と松田さん、マクロスなどで見せる実力を考えれば妥当of妥当の肇と鈴木みのりさん、説明不要なまゆと世界のユイマキノ、更に先ほども述べたように藍子の範囲に留まりながら限界までかっこいいに全振りした金子さん、そして神谷奈緒を全身で表現する分かりてオタクの松井さん。1人ずつ抜かれるたびに大歓声が沸き上がっていましたが、前半ほとんど歌っていなかった牧野さんと松田さん、そしてセンターの松井さんの時の歓声は凄まじかったですね。
 
 ナゴド初日から選ばれた5人の中から更にセンターに選ばれたのは奈緒と松井さん。この配置の時点で勘のいい人は次に何の曲がくるかわかったのではないでしょうか?かく言う私も覚悟を決めてこの曲を聞いていました。
 メラドは配置を完璧に覚えられる程度には冷静でしたが、カメラ演出とセンターの松井さんのせいでぶちあがってしまいましたね。そして、センターにはこの曲の一番のポイントであるラスサビ前の「だから…拓け!」を歌う役目を与えられます。
 オリジナルの凛と福原さん、メラドのアーニャと上坂さんは語気の強さで圧倒してきましたが、そこで流れと音程を無視して叫んでくるのが松井さん。彼女と奈緒であればあの歌い方は100点満点だったのではないでしょうか?こんなのぶち上がらない方が失礼です。
 スポーツや吹奏楽でそれなりの大舞台を経験していて、比較的パワフルなオタクは経験があると思いますが、この手の人種というのはアドレナリンが出ると生まれたままの感情が隠せなくなると思います。さて、ここで考えてください、奈緒も松井さんも割と陽に寄ったオタクです。いつも思うのですが、松井さんの感情を爆発させる姿は、実際の奈緒もきっとそうなってるだろうなと容易に想像できるものです。だからこそ松井さんの歌う姿に、私たちは魅せられるのだと思います。

 それにしても、2回のライブ披露を見て思うのはSS3Aは諸事情によりLV参戦すらできず完全在宅)、やはりこの曲は全体曲でありながら全体曲でないんですよね。新天地への挑戦を歌ったこの曲を、ライブ出演者全員で歌うというのは言い方は悪いですが安っぽくなってしまうと思います。
 未だに5人より多い人数で歌われていませんが、おそらく5人がこの曲のキャパ限界でしょう。来年以降のライブでは、誰がどんな道を示してくれるのでしょうか?楽しみです。



AnemoneStar
 さて、ガルフロでもちらっと言及しましたが、ガルフロを不意打ちのブロック頭に投下した上に、奈緒と松井さんがセンター、つまりこの曲の原初では凛と福原さんが立っていた場所にあの二人が代わりに現れた時点で、次の曲はこれしかないと予想した人も多いのではないでしょうか?
 ラスサビの「だからぁ!、拓け↑↑!!」の叫びに籠った感情は単なる昂ぶりだけでなく、次に来るそれに対する叫びだったのでその予想は確信に変わりました。
 そして立つのはセンターステージ、持つのはスタンドマイク。映る姿は凛とシンデレラガールズ183人最初のSRにして、ライブ個人衣装のベースになっている「ニュージェネレーション 渋谷凛+」の一枚絵そのまま。先ほど更新された福原さんのブログでも言及されていましたが、やはりこの一枚絵を意識しての演出だったようです。
 事前予想だと、それぞれの思い入れもあってかなり割れていましたが、奈緒から、しかもガルフロでバトンを受け取るのであればこちらが最適解と思います。(何故か5thSSAで干されたしね
 まあおふざけは抹消線の辺りだけにしておいて。実は大変恥ずかしいことなのですが、私は今になってNever Say NeverとAnemoneStarで何が変わったのか考察しています。
 まだ浅い部分が多々ありますが、やはり曲調的な部分では、より力強い旋律であるAnemoneStarの方がガルフロに負けない点で正解だったと思います。
 更に歌詞レベルの解釈になるとNever Say Neverは、アイマスの青系譜でも凛特有の性質と言える『無からアイドルという世界に見出した夢へ進んでいく』がテーマですが、AnemoneStarは、「あなた」という言葉でプロデューサーや仲間たちの存在が明確化していて、『既にアイドルとしての1歩を踏み出していて、更なる向上を求める様』を歌っていると私は解釈しています。
 そういう意味では、アイドルであることに慣れすぎ、次なる新天地を求め、悩み抜いた末に産まれたガールズ・イン・ザ・フロンティアの後に歌うにふさわしい曲だったと思います。
 だいぶ拗らせた感ありますが、歌の感想をば。4thSSA2日目、5th幕張両日に続く1年4か月ぶり4回目の披露でしたが、圧倒的な進化をしていましたね。今まで私は所謂弱いオタクだったので4thこそ現地でしたが。5th幕張はday2のLVのみでした。(そうでなくともどうしても担当3人いると絞らざるを得ない。)とりあえず演出等も含めて4thは軽く超えていました。5thに関してはLVだった故にどうしても過小な評価をしがちですが、それでも今回のパフォーマンスは全てを超越していたと言って差し支えないかと思ってます。福原さんはブログで度々凛に負けないよう鍛えていると発信しています。そして私自身、2人の無限大に等しい向上心に惹かれて担当を名乗り、日々自分を高めるよう努力してきたつもりでしたが、あまりにも足りなかった。2人はもっと先へ行ってました。最近の渋谷凛は良くも悪くも安定していたせいで余り語る機会がなかったのですが、今回のソロ披露を経て更に上の段階へ進んだのではないでしょうか?
 「絶対に止まらない。歌いながら進化するから。」彼女の言葉は正にその通りでした。

 この2曲の流れについて、5thの大量殺人兵器ことDJぴにゃメドレーで奈緒が歌ったNever Say Never、それに対してニュージェネレーションズが歌ったTrancing Pulseを思い出した方も多いと思います。1年でどちらも大きな成長を遂げたことを感じることが出来たのも大きいです。ホント、凛と奈緒は歌に感情をこめてコミュニケ―ションを取るのが好きですね。そして福原さんと松井さんはいつもありがとうございます。


Love∞Destiny
 について書く前に一つ。恐ろしいことにガルフロとAnemoneの2曲について書いたら、それだけで前半3ブロックの感想の文量とほぼ同じになってしまいました。僕も信じられません。いつもより踏み込んで、感情の奥から文を書こうと思い、少々のお酒を飲んだら大変なことになってます。ただ、ここで更に分割するとWS考察に影響を及ぼすだけでなく、感想備忘録自体が筆折れしかねません。なので一気に突っ走ります。

 さてこの曲ですが、デレステ実装は2016年夏、ライブ披露も4th神戸が最初とそこそこの歴史があるのですが、完全オリメンはこれが初。そして加蓮役の渕上さんは初の生歌唱でした。2016年のSM曲の中では、特に個の人気が高いメンツを集めまくった感じで、それ故若干荒れた話題もありましたが、今となっては懐かしい話です。今回のオリメン披露は一つの到達点でしたね。
 5th静岡ぶりになります、まゆと牧野さんの「∞(アンリミテッド)」はクソほどぶち上がりましたね。先ほども言いましたが、それぞれが120%くらいの力を発揮する実力の持ち主故に、今までオリメンが揃わなくても何とかなってきましたが、いざ揃うとまあヤバイ。劇物ですよこんなん。
 演出もよかったですね。デレステLVだと暗転するのですが、今回は広いドームであるため、逆に夥しい量の真っ赤な光線の方が5人の姿を隠すに最適だったと思います。

踊りまくろ☆ダンシング・ナイト
 早苗さん2曲目。雑に盛り上がる上に、バックダンサーで他の演者さんを起用するせいで名物すぎた1曲目、Can't Stopが干される遠因と言うことで、何かと酷評されがちでしたが、いざライブでやったら一気に化けましたね。Can't Stopの(良い意味での)バカ曲っぷりのせいで埋もれてた早苗さんのセクシーさを存分に発揮していたと思います。
 しかし、演者の和氣あずみさんなら、来年以降更に進化させて来ると思います。まだまだ伸びしろはあると思います。あんまり悪く言うと来年はこの曲が干されちゃうのでオタクは余計なこと言うなよ。

サイキック!ぱーりーないと☆
 やたらとコールが複雑なユッコのソロ2曲目。そして厄介歓喜の公式ジャンプ推奨曲。(なおドームの座席間隔狭すぎてまともに飛べなかった模様)
 とは言え、間奏のネタやら4thの幸子エクシーズ召喚など、歌そのもの以外で議論されがちだった前曲ミラクルテレパシーとユッコのスタイルに一石投じた素晴らしい曲だったと思います。そして何よりラスサビで集結するセクギルの面々。ここから記憶が一気にあいまいになってます。

モーレツ★世直しギルティ
 まさか過ぎたソロ2連チャンからの間髪入れないオリメン披露。ツアーかつ男性故の基礎体力ということもあり、sideMの3rdではよくある光景(殺人セトリとも言う)でしたが、今年のミリ5thとデレ6th西武ドームでは、演者さんへの負荷軽減のためか全体曲以外での連投を意図的に避けているように感じていたので、完全に油断していました。そしてMの泣かせに来る流れと違い、こちら3曲は盛り上げる系の曲なので会場のボルテージは上がりまくり、6thライブ4公演の中でも最高潮だったと思います。一体何本の毛細血管が切れたのだろうか…。
 バカみたいに盛り上がる流れのせいで、公式クソコールの声がいつもよりデカかったのは印象的です。個人的には「ダメェ、ダメェ。」に合わせてUOで×印作るとクソ楽しいのでお勧めです。

毒茸伝説
 Q.さっきのセクギルジェットストリームアタックに食われない曲なんてあるんですか?
 A.あります
 いやホントに輝子と松田さんは怪物ですね。5th大阪のパンデミ→ルナショウをやってのける実力の持ち主であることは有名ですが、セクギルの流れを1人で受け止めるとは。歌い方のせいか、松田さんは今まで何かと公演数が絞られがちだったためこの曲は4th神戸ぶりの披露です。盛り上がりで言えばどちらも強いのですが、宿敵タケノコが存在しない秋がテーマだったせいか1曲目が選ばれました。
 ぶっちゃけこの曲のためだけにUR買っとくべきです。それくらいぶち上がります。

Trust me
 この曲をブロック〆と予想してたのですが、見当違いでした。(そしてこの後の死を覚悟)
 演者泣かせとしか言いようのないラップパートなど、歴代の総選挙9人曲の中でも異色中の異色さと難しさを持つ1曲。それを今年の選挙でボイスを勝ち取った3人がドームで披露するプレッシャーは想像もつきませんね。(一応SS3Aで披露していたとはいえ、8000人と5万人じゃ圧が違う)
 毒茸もそうですが、こういった曲は音楽性が故にオタク現場とは違った動きや高まり方をしてしまいますね。

∀NSWER
 SS3Aで満を持してオリメン揃ったインディヴィがナゴドで再び集結。そしてまさかのトロッコ曲。この辺は賛否ありましたが、私個人としては賛の側でした。と言うのも、そもそもindividualの和訳は「個々の」であり、歌詞でも「個性」を重視したユニットと曲であることが示されています。
 そんな彼女たちがそれぞれ個性を発揮しつつも、繋がり調和する姿をよく表現していたと思います。花道をひたすら直進する美玲役の朝井さんは勿論、馬車のお2人も他の馬車曲と違い、一切のファンサービスをせず進み続ける姿はそれぞれの力強さをよく現していました。

Trinity Field
 お ま た せ 
 Trust meも君への詩もやってしまい、曲数的にもそろそろ〆の時間。そして、デレステ関係で頻繁に話題になるコミュの時系列もあって、∀NSWERの流れのまま〆としてこの曲が来るのは最早自明でした。
 この曲に対する思い入れは皆さん大きいと思います。僕も、待ち焦がれた光景がそこにはあり、興奮を抑えられませんでした。戦うかのように激しく、それでいて信頼を感じさせる背中を向け続けたパフォーマンスに思わず泣き崩れてしまいました。
 ホントに初日のここに関してはずっと泣いていたので全く持って思い出せないし、仮に思い出せても今以上の怪文書ができます。あと、生まれて初めて椅子に崩れ落ちる経験をしました。M3rd静岡day2で、目の前のデュンヌさんがSunset★Colorsでぶっ倒れた時に(そんなことあるか…?)思ったことを猛烈に反省しています。人間は推しを見ると椅子に崩れ落ちます。Pは担当の大舞台で死ねます。

 最後の最後でまともな感想書けなくて申し訳ないです。ただ、2日目のTFは、心の整理と覚悟をしたうえで臨めたのである程度書けます。なので2日目はTFのみもう1回例外として書きたいと思います。

 ラストとアンコール2曲は全公演共通だったので割愛。おそらくナゴドday2かメラドday1の時にでも書きます。

 そんなわけで、トリオユニットの乱撃と総選挙関係にケリを付けたナゴド初日でした。皆様はどのような感想を持ちましたか?
 私は、とにかくガルフロアネモネの流れで拗らせたことと、TFで記憶喪失したこと、そして秋はUO折らないとか言ってたのに25本使い切って「???」となったことが大きいですね。

 こんな怪文書に需要があるか不明ですが、ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。