WS的アイマス考察

WS(主にアイマスと自分の好きなタイトル)の今日のカードまとめ、ポケモンカード、参戦ライブのレポなどの雑記帳

単位

 どうも、赤ジャージです。世間の大学生は試験が終わってるか、ようやく終わるかくらいの時期ですね。
 今回の話題は「単位」です。と言っても大学生が気にしてる単位ではなく、メートルとかグラムとかの「単位」の話です。

 

 今回の場合での「単位」という言葉の意味を正確に理解しましょう。
 ブリタニカによると「単位」とは

   

計量の基準に用いられる単位量を指示する語。たとえば身長 165cmとは身長が単位量 1cmの 165倍の長さであることを意味し,cmを単位という。単位はある量を数値で表わすための比較の基準である。

 

 とのことです。
 物理単位などは国際的に決められており、現在ではSI単位系国際単位系となっています。

 日常生活でもよく用いる「メートルやキログラム」をはじめ、高校で習う「モル」や「ケルビン」など7つの単位が、定義定数を固定することで基本単位とされています。ここから力の「ニュートン」や電気でおなじみ仕事の「ワット」などの組立単位が生み出されたわけですね。

 とは言え、SI単位のような堅苦しいものを除けば、単位というものは要するに決まり事なので国や社会によって様々です。
 アメリカでは歴史的な背景から未だにマイルを使ってますしね。通貨単位なんかもたくさんありますね。

 そして、オタクの世界では意味が分からなかったり一般人には縁のない狂った単位が誕生しています。
 本日はそんなオタク世界に存在する色んな単位をまとめたいと思います。オタク世界の話なので、主にお金の単位が中心になるかと思います。

 

  1. 何を語るにもまずこいつの話をしないといけません。皆さんご存知日本の通貨です。為替などではより小さい銭まで考慮することがありますが、日常生活においては基本的に関係ありません。価値に関しても日々変動していますが、オタクの世界で考えれば、せいぜい海外勢が日本に遠征に来るときか逆に海外ライブに遠征に行くときくらいしか関係ないので基本的に一定と言えるでしょう。以後の話は円を基準に話します。

  2. ジンバブエドル

    最近は見なくなりましたが、よくオタクがTwitterで賭けと言う名のイキリ合いをしてる時に登場していた単位です。ドルなので当然通貨なのですが、2000年代後半にハイパーインフレーションを巻き起こし価値がどん底に落ちた通貨です。現在は廃止されているためアマゾンやヤフオクなどにコレクター向けの出品がありますが、紙幣の額面が50億だったり100兆だったり意味が分かりませんww
    当時のニュース記事によると 

     3.5京ジンバブエドル≒1アメリカドル≒120円

    だったそうです。(なるほどそれでさっきの紙幣か)
     特に経済を学んでいるわけではないのでよくわかりませんが、とにかくクソほど価値がない通貨だったそうです。この程度の額ではもはや賭けも何もあったもんじゃねえ。そりゃあ廃止されるわ。
     ちなみにジンバブエドル廃止後、ジンバブエでは日本円も通貨単位として使われていたそうですね。まあ他の国の通貨も色々入ってたみたいだけど。

  3. ペリカ
    こちらもオタクがイキリ合う時によく登場する単位ですね。これは漫画『カイジ』シリーズの地下強制労働施設で出回っているとされる架空の通貨です。架空創作のくせに日本円とのレートが決まっており、その額は

     1ペリカ=0.1円(日本円の10分の1の価値)

    らしいです。主人公のカイジさんの基本月給は91,000ペリカとのことなので、日本円にしてわずか9100円です。かなり過酷ですね。
     とはいえジンバブエドルに比べたらだいぶレートが高いのでまあ賭けとして多少は成立するのではないでしょうか?

  4. ありす
     かつて、アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(以後デレステ)にスターシャイン、所謂天井がなかった頃に使われていた一般人には理解しがたい単位。
     2016年5月末、橘ありすちゃんの限定SSRが実装された時に事件は起きました。1人のプロデューサーがこのありすちゃんを引くために恐ろしい金額を課金しました。先ほどもお伝えした通り、当時はスターシャインによるSSR(含限定)が300連で1枚補償されていなかったため、引けない人はいつまでも課金し続けないといけない地獄のような仕様でした。
     ガチャ進捗はまさに終わりの見えない戦いでしたが、ついにそのプロデューサーはイチゴソフトをおいしそうに頬張る橘ありすちゃんに巡り合うことができました。

     その額なんと50万円…!
     彼のその余りに険しい戦いはTwitterで瞬くうちに広まり、そして一つの言葉が生まれました。
     それが『1ありす』です。
     経緯にて説明した通り、
     
     1ありす=50万円

    としてデレステ界隈で使われるようになりました。
     ちなみに50万円あるとスタージュエル8,400個セット(9,800円)を約51回買うことが出来ます。
     するとスタージュエルは全部で428,400個になります。
     ガチャ1回で250個消費なので全て使い切ると約1,713連になります。恐ろしすぎますね。
     
     その後デレステは2017年6月末のシンデレラフェスより、300連でのSSR補償(天井)が実装され、この用語は徐々に廃れていきました…。

     と思いきや、限定SSRのスターランクを最大値である20にするための期待値がこの1ありす近辺らしく、デレステの最暗部では今も使われてるとの噂があったり…。とにかく未だにネタ以外でこの単位を使っている界隈には近づかないほうがいいと思います。

  5. アキトキ
     アキトキというオタクが仕事で200万円くらいの損益を出したらしく、それ以来一部の界隈で使われている。
     経緯の通り
     
     1アキトキ=200万円

     正直一番どうでもいい単位。

  6. あ〇いん
     お待たせしました…、本記事の本題です。この単位はかつて私や私の仲間たちと仲良くしていたとあるオタクのとんでもない行動によって誕生してしまった暗黒の単位です。
     まずレートをご紹介すると
      
      1あ〇いん≒2万円

    となります。2万円という数字、イコール(=)ではなく、ニアリーイコール(≒)を使っている時点で察しの良い方はわかるかもしれません…。
     1あ〇いんを正確な額にすると、
     
     (X+サービス料+システム利用料+振込手数料)×2

    となります…。気になるXの正体は一体…?












     ご想像の通りXはチケット料金です。



     このオタクは2017年のシンデレラ5thツアー地方公演にて、当選したもののチケット代金を払えなかったため、連番予定者に支払いを肩代わりしてもらいました。そして色んなトラブルの果てに彼は私たちのグループを去っていきました…。
     もちろん、チケ代を返さず…。

     以後、残ったオタクたちの間ではチケット料金の払い忘れや踏み倒しをしないため、そしてさせないための戒めとしてこの単位を使うようになりました。

 


 というわけでオタクたちが使う意味の分からない単位をまとめてみました。
 とりあえず結論としては借金はダメということですね。人に金借りて踏み倒すくらいなら支払いはジャーしましょう。転売対策やらで支払いが厳しくなっていますが、身近な人間関係をぶっ壊すくらいならイープラスのアカウントくらい諦めましょう。
 
 駄文に付き合っていただきありがとうございました。それでは失礼します。