WS的アイマス考察

WS(主にアイマスと自分の好きなタイトル)の今日のカードまとめ、ポケモンカード、参戦ライブのレポなどの雑記帳

ニコ生公開カードまとめ

 こんばんは、やはり風邪が悪化してしまい、金曜日に必修の授業に強硬出席したら夜中に発熱。土曜も咳と鼻水が止まらず、咳のしすぎで胸筋が筋肉痛。今日になってようやく落ち着いたのでお約束の通り、更新します。

 本日は水曜日の生放送にて公開されたミリオンライブのBP(ブースターパック)のカードを紹介していきたいと思います。

 まずは一枚目、ミリラジやミリシタ感謝祭で大きく取り上げられ続けてきて、すっかりミリオンBPの顔とも言える存在になった彼女です。

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新しい自分へ 田中琴葉RR)(画像は上、ただしSSPのもの
赤3/2 9000 ソウル2 トリガー1
《音楽》《真面目》
[永]経験6 パワー+1500
[自]手札から出したときクロック1枚を控え室へ(1点回復)
[自]CXコンボ【③手札を1枚控え室に置く】相手リバース【↓】時にジレハ対応で、1点バーン×3

(本カードを今後ジレハ琴葉と呼称)
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 やはり最初にイラストが公開された今回の目玉は効果もド派手、琴葉と対応のジレハです。
 いつも通りキャラの方から解説していきましょう。《真面目》は初登場の効果。《風紀委員》とも《生徒会》とも違うので、《演劇》辺りでくると思ったらまさかの新規。恵美もそうでしたけど、間違いないけどいやそう来る?って感じです。

 さて、効果を順番に。
 まずは『経験』。この効果はレベル置き場に置かれたカードを参照します。今回のように数字が指定されている場合は、「レベル置き場に置かれたカードのレベルの合計」となります。3枚のカードで6というのはかなりハードルが高くて、デッキ全体のレベル2の総数が少なくなることを考慮すると、[3+3+0=6]で満たすのが基本になります。
 普通のデッキであれば、レベル置き場に置くべきカードはレベル0や1、特に前半で使い切る効果を持ったものを置きますが、この場合寧ろ後半に使うはずのレベル3を積極的にレベルに置く点がプレイングを難しくします。
 その分、相手がレベル置き場に干渉する手段はほとんど存在しないため、一度条件を満たせばほぼ確実にその効果を維持できます。後述のCXコンボのためにも安定したパワー上昇が求められるこのカードにはかなり良い効果です。

 そして、2つ目の効果は、かっこ書きの通り1点回復です。ただし、レベルアップ直後などによくありますが、クロックが1枚もないと回復できないので注意。
 
 3つ目の効果ですが、ジレハがCX置き場に置かれた状態でリバースを取る、つまりバトルに勝つことで効果を発動できます。そしてその効果は1点を3回を与えるというもの。(効果によるダメージをバーンと呼びます。非公式用語ですが、メジャーですので以降使っていきます。)
 以前掲載した公式のクイックマニュアル読んでいただいた方はわかると思うのですが、キャンセルの仕組みにより大きなダメージは通りにくいため、単に3点バーンを与えるより、1点×3回の方がダメージ期待値が大きいです。(下記の画像も参考に。3点バーンでは実際のダメージは3点か0点ですが、1点×3では実際のダメージも0~3点と変化します。)

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 最後の効果に関しては、他の公開カードを紹介してから総評の時に掘り下げようと思います。とりあえず、現時点でこの琴葉について簡単に評価すると『琴葉自体はうまくまとまっていて強いけど、如何せんジレハとの相性が悪すぎる。』です。

 それではジレハの効果を解説していきます。


ジレるハートに火をつけて (CR?)(画像右下横向き)
赤/スタンバイ、ソウル/手札からCX置き場に置かれた時【スタンバイ】の効果を行う
【スタンバイ】あなたは自分の控え室の自分のレベル+1以下のレベルのキャラを1枚選び、舞台の好きな枠にレスト【→】して置いてよい
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新規はもちろん、復帰ユーザーにも見慣れない効果かと思います。僕もまだ自分のデッキで使ったことがありませんが、2016年度末、バンドリのアニメの時期に初登場した効果で【スタンバイ】と言います。(アイコンにちなんで電源という通称で呼ばれてます。)
 とりあえず簡潔にまとめると、召喚酔いする代わりにコストを踏み倒してキャラを早出しできるという効果です。
 これだけ書くとクッソ強そうだし、実際使い方によってはレベル1くらいまで盤面を完全制圧できるのですが、後半になるにつれて結構勝手が悪くなります。
 まとめると
メリット
・コストを踏み倒して強いカードを出せる。(特にレベル1で2/2ソウル2、高パワーだったりアンコール持ってるカードを出せるとかなり強い)
・スピード性のせいでほとんど使われてこなかった、強力な後列向け効果を持ったレベル3を採用しやすくなった
・トリガーしたときに自分のリバース【↓】してるカードと置き換えればいいので、入ってるデッキではパワー負けしてるカードでも積極的にフロントアタックできる。

デメリット
・CX置き場に置いたときにキャラのソウルやパワーを伸ばせない。
・コンボ効果を使わない限り、出したカードがすぐアタックできないため、後列に避難、リバースしてるカードと入れ替えるなどの必要があるが、盤面(特に後列)が完成していく後半ではキャラを出す場所に困る。
・↑に関連して。1パン目にトリガーすると後列に置くか効果を破棄しない限りパンチ数が減る。
・控え室から直接出すため、「手札から舞台に置かれた時~」という効果を使えない。
・上記のような点から後半になるにつれ使い道がどんどん無くなっていき、レベル3の段階ではキャンセルに回ってくれるようにお祈りすることになる。

 こんな感じです。デメリットの中でも1つ目と4つ目、5つ目の理由から琴葉との噛み合いが実は悪いんですよね。
 とは言え、美也と海美のカードがまだ公開されていないので、それらのカードでスタンバイの弱点を補う、或いはメリットを最大限発揮できるような効果が出る可能性があるので結論を出すのは尚早です。
 また、先日紹介したTDで収録される

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 こちらの未来ちゃんとも相性がいいです。後列だとパワー+1500が発動しないため、CX置き場に貼ってからの展開は弱いですが、そもそも登場時効果がない、アンコールを持っている等電源との噛み合いは優秀ですし、後々前列に出して、ジレハ琴葉を更にパワー上昇させることが出来ます。ついでに言うと、ジレハ琴葉が経験6を要求してくるため、デッキのレベル3はたくさん欲しいです。積極的に併用したいですね。


 さて、ここまでジレハ琴葉とジレハの噛み合いの悪さばかり先行してしまいましたが、実は既にジレハ琴葉をサポートするカードが大量に公開されています。それらを紹介していきたいのですが、だいぶ長くなったので今日はもう1枚紹介して終わります。

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優等生アイドル 田中琴葉(U)
赤0/0 1000 ソウル1 トリガーなし
《音楽》《真面目》
[永]マーカー3枚以上の時スタンド【↑】しない
[永]あなたがレベル3以上の時、『[起]【このカードの下のマーカーを3枚控え室に起き、このカードをストック置き場に置く】自分の手札からジレハ琴葉1枚をこのカードのいた枠に置く。』を得る。
[起]【このカードをレスト【→】する】自分の山札の一番上を見て、このカードの下にマーカーとして裏向きに置く。その後相手前列1体に対してパワーー1000(0になったら控え室へ)
(本カードを今後U琴葉と呼称。U?U!じゃないよ)
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 もう1枚の琴葉です。これで収録される琴葉のカードは全て公開されました。(早いわ)

 噛み合いの関係上、下から効果を解説。起動効果で相手の前列1体を-1000出来ます。前半はこの効果で相手のキャラを直接破壊したり、高パワーカードを崩していくことで使えます。後半もジレハ琴葉のサポートに最適です。地味にマーカーとして挿入するカードを確認できる点も強いです。もしクライマックスを巻き込んでしまった場合、然るべき対処ができます。

 次の効果は、マーカーを3枚貯めると、コストを払わず(むしろコストを貯めて)ジレハ琴葉を手札から出すというちょっと意味わからないものです。本日は紹介できませんが、環のカードと組み合わせると1ターンでマーカー3枚貯めつつ相手のパワー-1000を2回使えるため、一気にジレハ琴葉を出しつつパワーを-2000されたキャラにぶつけることが出来ます。

 最後の効果はデメリットですね。こんな雑に相手のパワーコントロールしつつマーカー貯めてレベル3のカードに繋げるのは流石に強すぎますからね。
 この効果により、1枚の琴葉でパワー-1000をできるのは原則3回までとなります。
 今後出てくるであろう控え室だったり山札からカードをサーチできる集中が、エミリーのような自身レストタイプでなく、自分のキャラ2体レストタイプの場合、さっさと3回使ってしまうとコストを払うことが出来なくなるので、他のカードを見て使い方を決めていく必要があります。

 このカードもかなり優秀です。スタンド出来なくなる効果は足を引っ張る可能性がありますが、リフレッシュ後の山札の圧縮率(CX枚数/山札の枚数)を上げてキャンセルしやすい山札を作りつつ、ジレハ琴葉にアクセスする準備ができる点が素晴らしい。

 先ほども言ったように環を使えば、レベル3で出しても一気にジレハ琴葉までアクセス出来るので、かなり器用にヤバイ動きをします。

 とりあえず今日はこの辺で。次回また言うことになるかと思いますが、琴葉単体のスペックと琴葉をサポートする他のカードが総じて優秀なため、結構使いやすいと思います。ぶっちゃけ対応が電源な点くらいしか現状付け入るスキがないです。
 さて、明日(正確には今日)からはまたTDのカードが随時紹介されていくと思います。並行して頑張ります。